「特養と有料老人ホームの違いは?」
「親の施設を探しているけれど、どの施設を選べばいいかわからない」
高齢者施設にはさまざまな種類があり、それぞれ役割や対象となる方が異なります。
施設選びで失敗しないためには、まず各施設の特徴を理解することが大切です。
今回は、高齢者施設の代表的な7種類について比較表を用いてわかりやすく解説します。
本記事では、1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)で幅広く介護事業を展開する「ケアサポート」の知見を活かし、主要な高齢者向け住宅の種類と特徴を分かりやすく解説します。ご自身やご家族に最適な住まい選びの参考にしてください。
- 高齢者施設の代表的な7種類を比較表でわかりやすく解説
- 特養・老健・介護医療院・有料老人ホームなどの違いがわかる
- 入居対象者や医療対応、費用の違いを比較できる
- 施設選びで確認したい7つの重要ポイントを紹介
- ご本人の状態や将来を見据えた施設選びの参考になる
| 項目 | 特養 | 老健 | 介護医療院 | 有料老人 ホーム |
サ高住 | グループ ホーム |
ケアハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 目的 | 終身介護 | 在宅復帰支援 | 長期療養・介護 | 生活支援+介護 | 高齢者向け住宅 | 認知症ケア | 自立した 生活支援 |
| 対象者 | 要介護3 以上 (原則) |
要介護1 以上 |
要介護1 以上 |
自立~ 要介護 |
自立~ 要介護 |
要支援2以上 かつ認知症 |
自立~ 要介護 |
| 介護サービス | 包括提供 | 包括提供 | 包括提供 | 内部併設 または 外部利用 |
外部利用 が基本 |
包括提供 | 外部利用 が基本 |
| 医療対応 | △ | ○ | ◎ | △~○ | △ | △ | △ |
| リハビリ | △ | ◎ | ○ | 施設による | 施設による | △ | × |
| 看取り | ○ | △ | ○ | ○ | 施設による | ○ | △ |
| 費用 | 比較的安い | 中程度 | 中程度 | 高め | 中~高 | 中程度 | 比較的安い |
1. 比較ポイント① 施設の目的
施設選びで最初に確認したいのが「施設の目的」です。
例えば、特養は終身利用を前提とした介護施設であり、長期間安心して生活できることが特徴です。一方、老健は在宅復帰を目指すための施設であり、長期入居を目的としていません。
また、介護医療院は医療と介護を一体的に提供する施設、グループホームは認知症ケアを専門とする施設です。
施設によって役割が大きく異なるため、「どのような生活を送りたいのか」を考えることが重要です。
2. 比較ポイント② 入居対象者
施設ごとに入居できる方の条件も異なります。
特養は原則として要介護3以上の方が対象です。一方、有料老人ホームやサ高住、ケアハウスは比較的元気な方から介護が必要な方まで幅広く利用できます。
グループホームは認知症の診断を受けていることが条件となるため、誰でも入居できるわけではありません。
現在の介護度だけでなく、今後介護度が上がる可能性も考慮して選ぶことが大切です。
3. 比較ポイント③ 介護サービスの提供方法
介護サービスの受け方も施設によって異なります。
特養や老健、介護医療院、グループホームでは、施設職員による介護サービスが包括的に提供されます。
一方、サ高住やケアハウスでは、必要な介護サービスを外部の訪問介護事業所などと契約して利用するのが一般的です。
そのため、介護量が増えた場合の対応力には違いがあります。
4. 比較ポイント④ 医療対応
医療的ケアが必要な方は、医療対応の違いを確認することが重要です。
介護医療院は医療対応に最も強く、慢性的な疾患や医療管理が必要な方にも対応しやすい施設です。
老健も医師が配置されているため比較的医療体制が整っています。
一方で、サ高住やケアハウスは医療機関ではないため、医療依存度が高い場合は入居が難しいケースがあります。
胃ろう、インスリン注射、透析などが必要な場合は、事前に対応可能か確認しましょう。
5.比較ポイント⑤ リハビリ体制
身体機能の維持や回復を重視する場合は、リハビリ体制も重要な比較ポイントです。
老健は在宅復帰を目的としているため、理学療法士や作業療法士によるリハビリが充実しています。
介護医療院でも一定のリハビリを受けられますが、特養やグループホームでは生活の中での機能維持が中心となります。
退院後の身体機能回復を目指す場合は、老健が有力な選択肢となるでしょう。
比較ポイント⑥ 看取り対応
人生の最終段階をどこで迎えるかも重要な視点です。
特養や介護医療院、有料老人ホームの多くは看取りに対応しています。
一方、老健は本来在宅復帰を目的とした施設であるため、看取り対応は施設によって異なります。
将来的に転居を避けたい場合は、看取りまで対応できる施設かどうかを確認しておくと安心です。
7.比較ポイント⑦ 費用
費用面も施設選びでは欠かせません。
一般的に、特養やケアハウスは比較的費用を抑えやすい施設です。
有料老人ホームは設備やサービスが充実している反面、入居一時金や月額利用料が高額になる場合があります。
サ高住も住宅費や介護サービス費が別途必要になるため、総額で比較することが大切です。
単純な月額費用だけでなく、将来的な介護費用も含めて検討しましょう。
まとめ
高齢者施設を比較する際は、まずは次の7つのポイントを確認しましょう。
- 施設の目的
- 入居対象者
- 介護サービスの提供方法
- 医療対応
- リハビリ体制
- 看取り対応
- 費用
施設ごとに役割や特徴は大きく異なります。
ご本人の身体状況や将来の希望、ご家族のサポート体制などを踏まえながら、最適な施設を選ぶことが大切です。
比較表を参考に、それぞれの施設の特徴を理解し、ご本人に合った住まいを検討してみてください。
ケアサポート株式会社
私たちは1都3県でデイサービス、ショートステイ、グループホーム、介護付有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などを運営しています。地域に根ざした質の高い介護サービスを提供し、皆様のいきいきとした暮らしをサポートします。
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