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- 【シリーズ】自立支援特集Ⅲ_②運動【ケアサポート・イルミーナかまがや】
こんにちは♬ ケアサポート・イルミーナかまがやです!!
今回はシリーズ物のブログです!
前回までの振り返り(まだ読んでない方はこちらから)
歩行の必要性
今回のブログは”4つの基本ケア”の内、前回の『水分』に続き『運動』
(運動は健康に大切ってよく言われますね!)
その中でも、特に歩行は自立支援の中で最も重要な課題と言われています( ー`дー´)キリッ
(えっ!?いちばん大切なのは水分じゃないの!?)
それはなぜか?
歩くことが生活する上での基盤になるからです(^^)
・リビングに行って食事をする
・トイレに行って用を足す
・浴室に行ってお風呂に入る
など、全て歩行(移動)ができないと一人での生活は成り立たないですよね(;・∀・)
(確かに水分を取るにも冷蔵庫まで歩く必要がありますもんね)
それではここで本題に行く前に
歩行について、もう少し掘り下げてみましょう(*^^*)
歩行のメカニズム
歩行は全身の協調運動?
私たちは立ったり歩いたりする時、どのようなことを意識していますか?
(えっ、、、そう言われると、、、特に気にしたことは無かったな、、、、)
そうです( ・ิω・ิ)
これらはすべて無意識に行われています
(そうですよね、右足を先に出して、次に左足を・・・なんて考えないですもんね)
歩くときなら、無意識に手を振り、足を振り出して
なめらかに前進しています
つまり、歩行は全身の協調運動であり
特定の何処かの筋肉が大きな力を発揮しているわけではない
ということになります(´ε` )
(歩くって聞くと足腰を鍛えなきゃって思いがちですが、そうではないんですね!)
なので、歩くためには身体全体を動かすことが何より大切ってことです(^^)
協調運動は脳と密接に関係?
協調運動はどのような流れで行われているのでしょうか?
それは脳の制御システムによって行われています( ー`дー´)キリッ
(えっ!?歩行は無意識に行われていたんじゃないの?)
無意識でも「トイレに行こう!」と脳が身体に指令を出して
身体全体を動かしているのです(^^)
寝たきりで動けない人は筋力低下もありますが
この脳の制御システムが上手く作動していないケースがほとんどです
(じゃあ、脳がうまく作動するためにはどうしたらいいの?)
これは何度も反復して身体を動かすことで、脳の制御システムを呼び戻すことが出来ます(^○^)
これを運動学習と言います
(いくつになっても学習はできるんですね)
さあ、ここからが本題です!
前置きが長くなってしまったので、ここまでを軽くおさらいすると
・歩行は生活の基盤である
・歩行は全身の協調運動であり特定の何処かの筋肉だけを使っているわけではない
・協調運動は無意識でも脳が身体に指令を出して身体を動かしている
・ちゃんと歩けるようになるためには、何度も身体を動かして学習させることが大切
(歩行だけでも、こんなに奥深いとは!人間の身体の仕組みが少しは理解できたように思います。)
運動(歩行)のメリット
では本題
まずは運動(歩行)することのメリットを見てみましょう
①生活空間の拡大
当然ですが、歩いて遠くまで行ければ外出もできるし
階段なども登れるので、生活空間が広がりますヽ(`▽´)/
(バリアフリーが進んでいるとはいえ、段差とかまだまだ多いですからね)
②風邪・病気の予防
先程からお伝えしている通り、歩行は全身運動です
全身に刺激を与えて身体の中の臓器の機能が活発になります
生活習慣病と呼ばれる高血圧・心臓病・糖尿病などの予防と治療に
歩くことを勧められています( ー`дー´)キリッ
(ウォーキングが健康に良いってこういうことだったんですね)
③お通じの改善
身体の臓器の機能が良くなるということは
大腸の動きももちろん活発になります
そのことで生理的な排便を促す要因にも繋がります
歩けるようになったことで紙パンツが要らなくなったという方も少なくないんですよ゚(*'ω'*)
(経済的にもGoodですね!)
④認知症の予防
こちらも先ほどお伝えした通り
身体をたくさん動かすことは、それだけ脳が指令を出すということ
つまり、動くことで脳が活性化されて認知症予防に効果があります(^^)
(身体機能だけでなく、頭にも好影響なんですね)
どのくらい運動(歩行)が必要か?
さあ、ここまで話をすれば運動がいかに重要かをご理解いただけたかと思います
(と言っても具体的にどれだけ運動すれば良いんでしょうか?)
ズバリ
高齢者なら1日2kmの歩行を目標にしましょう。
歩数でいうと1日5,000歩以上を目標に歩く習慣をつけましょう
これは高齢者の目標値なので、若い方なら1日8,000歩を目標にしましょう
(特にデスクワークの方は意図的に歩く機会を作ることが大切ですね)
万歩計だったりを携帯しておくと目安としてわかりやすいかもしれません(*^^*)
(今ならスマホで歩行距離や歩数も計測できますもんね!)
もう既に車椅子で歩行が難しい方は
手すりとかを使って『5秒つかまり立ち』の練習を繰り返すことが効果的です
そして、慣れてきたらキャスター付きの歩行器(補助具)を使って
歩行練習をしていきましょう\(^o^)/
デイサービスでのパワーリハビリ
ケアサポート・イルミーナかまがやではデイサービスを併設しています
デイサービスではマシン器具を使用した“パワーリハビリ”を実施しています(^^)
(マシン?パワー?ジムみたいなことですか?)
いいえ、ジムとは大きく異なります
重たいベンチプレスをヨイショと持ち上げるようなことではありませんΣ(´∀`;)
ジムは筋肉をつけて身体を大きくするところなので、そもそもの目的が異なります
パワーリハビリの目的は全身を動かして身体の協調運動を活発にすることです(*^^*)
なので、低負荷で快適に行いながら運動をすることが出来ます
(低負荷なら怪我の心配も少ないので安心ですね(^^))
また、利用者様に回数を声に出してカウントしてもらうことで
発声機能と認知機能の向上も効果が見られます!
(出た!良いこと尽くし!)
デイサービスは、イルミーナかまがやに入居されている方はもちろん
近隣にお住まいの方もご利用できますので、ご興味ある方は是非ご検討してみてください\(^o^)/
(介護認定を受けている方がご利用対象となっています)
今回の『運動』のお話は以上です
今回も長々とお付き合いいただいてありがとうございます
最後に補足として・・・
運動はもちろん大切ですが
自分自身の身体の状態に合わせて無理のないように実施してください
また、体調の悪いときはしっかり休むことを優先してください(^^)
(運動のし過ぎで怪我や身体を壊したら元も子もないですからね)
これで『4つの基本ケア』の半分が終了
あと2つも後日紹介しますので、一緒に学んでいきましょう!
(まだまだ勉強すること多そうですね!頑張ります!)
今日のまとめ3行
歩行は協調運動で脳の働きとも密接に関係
1日2kmを目標に歩こう
デイサービスでは効果的なパワーリハビリが行える
【デイサービスセンター・ケアサポートかまがや】
【サービス付き高齢者向け住宅 イルミーナかまがや】
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