1. ケアサポートやちよ 自立支援介護~運動~

2024.09.28

ケアサポートやちよ 自立支援介護~運動~

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皆様~!!グダーグ!今日はノルウェー語でこんにちは!

やちよのブログ担当桃子です!

ノルウェー語を調べていたらノルウェーの介護事情が気になったので少しご紹介いたします!

 

・高齢者の介護は、政府・政治家・自治体が法的な責任を負っている。

・高齢者はできる限り長い間、自宅で過ごすことを重視している

・高齢者のQOL(生活の質)を向上させるために個別ケアや日常的な援助行為を行っている。

日本とノルウェーの介護の違いは文化や歴史、経済などの要因によって生まれたものです。

しかし日本との共通点としては、高齢者の人権を尊重し、社会的に孤立しないように配慮している点があげられます。

また長く自宅で過ごすために自立支援て大切ですね!

ということで今回の自立支援ブログは「運動」についてお話していきたいとおもいます!

運動(歩行)はADLの基礎です!

✿ADL…日常生活を送るために必要な動作や能力のこと。寝返りや起き上がり、立ち上がり、座る・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容

★食堂やリビングに行って食事をする

★トイレに行って排泄をする

★洗面所に行って顔を洗う

★部屋の掃除をする

などADLには移動・歩行が絶対ぜーったい必要!

当たり前にやっているのでピンとこないですがよーく考えると超移動してるし超歩いてる!

じゃあ、歩行(運動)の重要性ってなぁに(´・ω・)

1 日常生活での移動手段

歩行は、私たちが家の中や外で移動するための基本的な手段です。

超ADLには必要な事!

2トイレに行くために大事

特に大切なのはトイレに行くために自分で歩けることです。

自力でトイレに行けると介助が必要なくなり自分の時間を自由に過ごせます。

人に頼らずトイレに行けることはプライドを保つためにも重要だし、心地よく生活するためにも必要です!

3健康維持に役立つ

歩行はただ移動するだけではなく、体全体の健康を保つためにも役立っています。

歩くことで筋肉が鍛えられ、心臓や肺も元気になります。

さらに歩くことで血液の流れが良くなり、消化や排泄がスムーズに行えるようになります!

 

歩行(運動)を行わなかったらどうなるでしょうか('Д')

1週間の安静⇒筋力10~15%低下し、心肺機能は約3週間で10~20%低下すると言われています。

高齢者は加齢により、身体機能や筋力が低下しやすいため、短期間の安静や運動不足で著しい機能低下に陥りやすいのが特徴です。(;O;)

さ・ら・に恐ろしいのが

認知機能・精神⇒活動意欲低下、睡眠障害、記憶障害、うつ症状

心臓機能⇒心臓の筋力低下により血圧変動や脈拍に影響

呼吸器系⇒呼吸筋の筋力低下や換気機能低下により呼吸する機能が低下。飲み込む力、咳込む力が弱まり痰が溜まりやすく誤嚥性肺炎を起こしやすい

内分泌系⇒ホルモンの分泌が低下。血糖異常も起こしやすくなる。

消化器系⇒腸の蠕動運動が低下し便秘になりやすい。消化吸収機能の低下で食欲不振や低栄養になりやすい

泌尿器系⇒膀胱の筋萎縮により尿が出にくくなる・失禁するなどの排尿障害になりやすい。

筋力・骨⇒筋肉量・筋力・骨量が低下。関節が固まり動きにくさや拘縮が起きやすい

このように歩行(運動)を行わない(活動量が減少する)ことはやがて全身に影響し、精神状態も不安定になってしまう可能性が高いです_(:3 」∠)_

QOL爆下げになります(;O;)

 

※これまでの介護は目の前の高齢者ができないことをお世話することが中心でした。

しかしこれからは高齢者が自分でできるようになることを助ける自立支援に軸足をおきます。日本もノルウェーと同じように自宅で長く過ごせるようにと大きく変わってきているのです!

ケアサポートやちよでは作業療法士、理学療法士に個別リハビリを考案してもらい行っています!

無理をせず運動し、日々の生活の質を上げていきましょう!

以上、自立支援~運動~編でした☆

次回自立支援ブログ第4弾【排泄】について!お楽しみに!