1. ショートステイとは?利用条件・料金・1日の流れをわかりやすく解説

2026.05.05

ショートステイとは?利用条件・料金・1日の流れをわかりやすく解説

  • ケアサポート
  • 冒険コラム

「お母さんが入院することになったけど、自宅での介護はまだ不安…」「家族の都合でしばらく介護ができない時はどうすればいい?」

そんな悩みを持つ方に活用してほしいのが、ショートステイです。

ショートステイとは、要介護・要支援認定を受けた方が短期間だけ介護施設に入所し、食事・入浴・機能訓練などのサービスを受けられる介護保険サービスです。

この記事では、介護施設を1都3県に34拠点展開するケアサポート株式会社が、ショートステイの利用条件・料金・1日の流れを、はじめての方にもわかりやすく解説します。

① ショートステイとは?

ショートステイとは、在宅での介護が一時的に難しくなった際に、要介護者が短期間だけ施設に入所し、介護サービスを受けられる支援です。

正式名称は「短期入所生活介護」といい、介護保険が適用されます。

主な利用シーン:

  • 家族が旅行・出張・冠婚葬祭などで家を空けるとき
  • 家族が体調不良・入院などで一時的に介護できないとき
  • 家族の休息(レスパイトケア)のため
  • 将来の施設入所に向けた体験利用

② ショートステイの種類

ショートステイには主に3種類あります。

短期入所生活介護(一般型)
特別養護老人ホームなどで提供。要支援・要介護認定者が対象。食事・入浴・排泄の介助、レクリエーション、機能訓練などのサービスが受けられます。

短期入所療養介護(医療型)
介護老人保健施設などで提供。医療ケアが必要な方(喀痰吸引・投薬管理など)向け。

介護保険適用外のショートステイ(有料)
有料老人ホームなどが提供。介護認定がない方も利用可能ですが、費用は全額自己負担。

③ ショートステイの利用条件

介護保険適用のショートステイは、要介護1〜5または要支援1〜2の認定を受けていることが条件です。

種類 利用条件
短期入所生活介護 要支援1〜2、要介護1〜5の認定を受けた方
短期入所療養介護 要支援1〜2、要介護1〜5かつ医療ケアが必要な方
有料ショートステイ 介護認定がない方・自立の方も利用可能

※40〜64歳でも特定疾病(がん、関節リウマチ等)により要介護認定を受けた方は利用可能。

④ ショートステイの利用期間

ショートステイは連続して最大30日まで利用でき、介護認定期間の半分以内が上限です。

  • 連続利用上限:30日(31日目以降は全額自己負担)
  • 認定期間内の上限:介護認定期間の半数以内(例:認定期間180日→最大90日)
  • ロングショートステイ:介護者の入院等の特別な事情がある場合、申請により延長可能

⑤ ショートステイの料金・費用

ショートステイの費用は、施設の種類・居室タイプ・要介護度によって異なります。介護保険の自己負担割合(1〜3割)が適用されます。

短期入所生活介護の1日あたり料金目安(自己負担1割)

要介護度 従来型個室 多床室 ユニット型個室
要介護1 603円 603円 704円
要介護2 672円 672円 772円
要介護3 745円 745円 847円
要介護4 815円 815円 918円
要介護5 884円 884円 987円

※2024年4月時点。1単位=10円で計算。

介護保険が適用されない費用(全額自己負担):

  • 食費・居住費
  • 日用品費
  • レクリエーション費

※低所得の方は「補足給付制度」により食費・居住費の軽減が受けられる場合があります。

⑥ ショートステイの1日の流れ

ショートステイの1日は、食事・入浴・レクリエーション・健康チェックが中心となり、規則正しいスケジュールで過ごします。

以下は1泊2日の一般的なスケジュール例です。

【1日目】

時間 内容
9:00〜10:00 送迎・入所手続き
10:00〜 バイタルチェック(血圧・脈拍など)
11:00〜 昼食前の口腔(嚥下)体操
12:00〜12:30 昼食
12:30〜 口腔ケア・服薬
13:00〜 休憩
14:00〜 趣味の時間・レクリエーション
15:00〜 おやつ
15:30〜 趣味の時間・レクリエーション
17:30〜 夕食前の口腔(嚥下)体操
18:00〜18:30 夕食
18:30〜 口腔ケア・服薬
19:00〜21:00 趣味の時間・自由時間
21:00〜 就寝

【2日目】

時間 内容
6:00〜 起床
6:00〜6:30 身支度・着替え
7:00〜7:30 朝食
7:30〜 口腔ケア・服薬・バイタルチェック
9:00〜 入浴
11:30〜 昼食前の口腔(嚥下)体操
12:00〜12:30 昼食
12:30〜 口腔ケア・服薬
13:00〜 レクリエーション・リハビリテーション
15:30〜 退所準備
16:00〜 退所・送迎

⑦ 申し込みから利用開始までの流れ

ショートステイの利用開始まで、5つのステップで進みます。

1
ステップ1「ケアマネジャーに相談」: 担当のケアマネジャーに「ショートステイを利用したい」と伝えます。利用期間や希望の施設タイプについても相談しましょう。
2
ステップ2「施設の選定」: ケアマネジャーが本人の状態・希望に合った施設を紹介します。自分で探すことも可能です。
3
ステップ3「空き確認・ケアプラン作成」: 希望施設の空き状況を確認し、受け入れが決まればケアプランにショートステイを組み込みます。
4
ステップ4「施設と契約」: 施設と正式な利用契約を締結します。持ち物・注意事項の説明があります。
5
ステップ5「ショートステイ利用開始」: ケアプランに基づき、送迎を利用して施設へ。

⑧ ショートステイのメリット・デメリット

メリット
  • 介護者(家族)の負担軽減・休息が取れる(レスパイトケア)
  • 要介護者が専門的なリハビリや機能訓練を受けられる
  • 施設での生活を体験し、将来の施設入所への不安が減る
  • 専門スタッフとの交流で社会的なつながりが維持できる
デメリット
  • 環境の変化でストレスや不安を感じる方もいる(特に認知症の方)
  • 連続利用30日の上限あり
  • 人気施設は予約が取りにくい場合がある
  • 31日目以降は全額自己負担

⑨ デイサービスとの違い

ショートステイは「宿泊あり」、デイサービスは「日帰り」が最大の違いです。

比較項目 ショートステイ デイサービス
宿泊 あり(1日〜最大30日) なし(日帰り)
利用時間 24時間 約6〜8時間
夜間対応 あり なし
主な目的 介護者の休息・緊急対応 通い・機能訓練・社会交流

⑩ よくある質問(FAQ)

Q1: ショートステイは要介護認定がないと利用できませんか?
A: 介護保険適用のショートステイは要支援1〜2または要介護1〜5の認定が必要です。ただし、介護保険適用外の有料ショートステイは認定がなくても利用できます。
Q2: ショートステイの費用(料金)の相場はいくらですか?
A: 介護保険適用の場合、1日あたりの自己負担額の目安は1割負担で約600〜1,000円程度です。これに食費・居住費(全額自己負担)が加算されます。
Q3: ショートステイは何日間利用できますか?
A: 連続利用は最大30日(31日目以降は全額自己負担)、かつ介護認定期間の半数以内が上限です。例えば認定期間が180日の場合、最大90日まで利用可能です。
Q4: 急に介護が難しくなった場合、すぐに利用できますか?
A: 緊急の場合は「緊急短期入所受入加算」「緊急短期入所受入加算」の対象施設に相談することで対応できる場合があります。まずは担当のケアマネジャーにすぐ連絡してください。
Q5: 認知症の方もショートステイを利用できますか?
A: はい、認知症の方もショートステイを利用できます。ただし、環境の変化で症状が一時的に悪化することがあるため、施設が認知症ケアに対応しているか事前確認が重要です。
Q6: ショートステイを利用するときに必要な持ち物は何ですか?
A: 衣類・下着(数日分)・洗面道具・タオル・おむつ(必要な場合)・処方薬・お薬手帳・保険証・介護保険証・負担割合証などです。
Q7: ショートステイ利用中、家族はいつでも面会できますか?
A: 面会ルールは施設によって異なります。感染症対策の状況によっては制限される場合もあるため、事前に施設へご確認ください。

まとめ

ショートステイは、介護者と要介護者の双方にとって大切な支援サービスです。定期的に活用することで、介護の質を長期的に維持することができます。

ケアサポート株式会社では、埼玉・千葉・東京・神奈川の1都3県に34拠点を展開し、「その人らしく、ゆったり、のびのびと」を理念に、一人ひとりに寄り添ったケアと自立支援介護「ReLIFE」を提供しています。

※音声が流れます音量にご注意ください。

※音声が流れます音量にご注意ください。

※音声が流れます音量にご注意ください。